Gackt Requiem et ReminiscenceⅡ戦線異常無し | 2009.01.30 19:52 |
08-09昨年から始まったGacktライブツアーRequiem et ReminiscenceⅡ。
今、戦線ライブツアーからプロモーションビデオ、パンフ等に我がカンプバタリオン!!が
Gackt氏世界観の一端として衣装協力をしたこともあり、そのライブの全貌が気になるところです。
さて、今回そのライブの感想を頂きましたので掲載したいと思います。
尚、頂いた感想は差し付けない範囲を一部加筆修正しております。
今回のGackt氏のライブツアーは数年前のツアーの後編という位置づけになります。
Gackt氏の公式ファンサイトで予めライブの予習が出来るそうですが、それがなくても十分世界観は味わえると思います。
ナチス第三帝国時代~SS装甲師団帝国ダス・ライヒなど・・・イメージ
戦中を模した映像から新世界が目の前に!
死の間際の絶望、自我の揺れという暗く刹那的なシーンを描いた後、
「この世に神はいないのか・・・・・・」と声が響き、Jesusが入り、Uncontrolへ。
バンドメンバー全員がSS隊員の姿
SS黒服スーツから機甲部隊のPz黒服へ黒乗馬ズボン黒ブーツとともに・・・
それから数曲演奏後、ステージ上にはグランドピアノが。
戦場のピアニストを彷彿とさせるステージですが、弾くのはドイツ軍人です。
ワインを飲みながらピアノを弾くgackt氏は、続いてバンドメンバーとヴァイオリンの協奏へ。
映像は・・・・前線にて戦う小隊。 無線で仲間の隊が全滅したことを知り・・・・・
今までの軍事色の重い題材とは打って変わって衣装はカジュアルなものになり、和やかな雰囲気となりますが
それが終わるとSSコートを着たGackt氏が登場し、たった一人でステージに立ち、バラードを歌います。
彼のバックには平和だった時代の映像が流れていきます・・・・・
SSロングブラックコートでASS黒制帽を被ったダンサーに囲まれたGACKT氏が胸に拳をあて、幕が下ります。
第三帝国黒服を着たドイツ軍人が並び、胸に拳を作るシーンは曲も相まって思わず涙が零れ落ちました。
そしてまた 戦場映像へ
皆軍服着用で、まるで本物の戦場記録映画を見ているような・・・・・・素晴らしい出来で、胸をいっぱいにする余韻を残します。
ライブ自体の構成が非常によく出来ており、上記でも申しましたが壮大な戦記~記録映像を観ているようなステージとなっておりました。
ライブ中に流れた新曲が、ターミネーターイメージ近未来を彷彿とさせ
今回のライヴの流れを記憶の限り書き出してみましたが、ライブらしいお祭り的な要素と、戦争をテーマにした心にずしりとくるストーリーが巧く絡み合ったステージとなっていました。
Gackt氏の世界観と近未来人造マシーン人間を意識したシーンが巧みに繋がって、気づけば彼の織り成す世界に弾きこまれているような素敵な舞台
・・・とても一言でいいつくせない また全ては語れない
同じ空間時間共有する参加者のみが体験体感できる素晴らしいステージ・・・そして未来へ・・・
こうして感想を読むだけでも胸にぐっとくるものがあります。
Gackt氏の黒服姿がああも恰好よいのは、単に彼が魅力的だということではないと思います。
元より彼は奥底に「戦争」というテーマを抱えていて、
「生きるとはなにか」
「死とはなにか」
「罪と許しとは」
そういった人間の根本的な部分を模索し続け、Gackt氏独自の、あの筆舌に尽くしがたい世界観が生まれたのでしょう。
その答えの一つが、黒服ではないでしょうか。
黒というのは 高貴な色であり、同時に死の色でもあります。
SS親衛隊の制服は、世界一美しく、残酷な衣装。
生きること、死ぬこと、罪を隠すこと、そして誰にも染まらずに自分の意志を貫く漆黒の制服。
Gackt氏の模索したものは、去年一年半ぶりにリリースされた「Jesus」に凝縮されているような気がします。
彼の黒服姿はそうした「問い」が積み重なって生まれた魅力的な姿。
そんなGackt氏に、こうして制服を提供できたのは本当に嬉しいことでございます。
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